◆バッテリー◆　山﨑/大畑

全く持って刃が立たないというのはこのこと。相手は10人打ちで全員が4回打席に立った一方、レイバンスは5回のうち4回が三者凡退。唯一三者凡退を回避した2回でも「祭り」が起きることなく5人で終了。9人しか出場しなかったにもかかわらず、九番の山田は1打席しか回ってこないほど「完膚なきまで」封じ込まれた。先発はエース山﨑。いつものように球はキレていた。三振も5つ奪うなど決して悪い成績ではない。しかし相手が強打者揃い。被安打12と打ち込まれ気がつけば15点を失っていた。とにかく打てないのも問題。リーグ戦の合間の「一服」ではあったもの、気が抜けていたという言い訳をするにはあまりにもお粗末な結果だ。そんななかでも山﨑は踏ん張った。打者ではレフトにヒットを放つ。この試合で打ったのは大畑と2人のみ。夏に差し掛かりマウンドは体感40度を超えていたかもしれないが、後続がいないと分かって登板してよく踏ん張ったものだ。チームは今季三度目の連敗。本格的な夏を前に不安な要素が漂う試合となった。