HOME > れいばんサンのひとりごと > 2025年11月3日号
れいばんサンのひとりごと
■20年後の世界は理想的に続く
今季は雨で試合が流れたのは5試合。例年に比べて少々多いといえば多い。

今年も変な時期に台風がいくつか襲来した。いや、もはや季節外れとは言えない。そして台風以外の水害にも多く見舞われた。

日本のみならず世界各国で雨による甚大な被害が襲いかかったのは、温暖化などと悠長には構えていられない。

被害に遭われた人たちには本当に心からお見舞いを申し上げます。

ただ一方で、降るべき時に降らない雨に、農作物を扱う皆様は大いに悩まされている。消費者も他人事ではない。

気候の変動なのかどうかは不明だが家計を襲う物価高への影響は、確かに温暖化の影響を受けた気温気候の影響も大きい。

しかし物価の高騰を止めることができるもうひとつの手段は、未だ続く銃火器利用の行為ではなかろうか。

笑顔で子供たちが旗を掲げる高齢者に見守られて横断歩道を渡れるような尊き日常が80年間も続いてきたことに感謝したい。

先人や、もちろん現代を生きる人々に対して。

新しくそして初めて女性として一国の宰相となった人物にも、余計な行動を避けるように人民として促したい。

歴史学者で一橋大学名誉教授であられた中村政則先生は著書「戦後史」の中で、今から20年前の世界を「戦争と平和の岐路」と語られた。

まさにその通りだった。そしてあれから20年。有り難いことに後者の道を辿れたことに本当に感謝したい。

そして、80年前に争った国の大地で、日本育ちの若者たちが快挙を成し遂げた。

様々なシーンでMVPに輝く日本人が続出する時代が来ることなど、80年前には誰にも予想ができなかったことであろう。

歳月の中で、勤勉に研鑽を重ねられてこられる国民の性質に上塗りされた特異性が実にここにきて開花したのかもしれない。

もちろん日本人だけではない。世界各国出身の最高峰のプレーヤーたちが世界の人々に感動を与えた。

これからも、あと10年も20年も様々な国の主役たちが生まれることを望む。戦後100年は決して絵空事ではないと思いたい。