◆バッテリー◆　香坂/BB、三上（完投）
◆本塁打者◆　三上3号

三上が決めた！BB谷内、花房、それに三上で競い合っていた「史上3人目通算150打点」レースは、三上が3ランで終幕させた。最後まで接戦だったキャプテン花房は、三上のHRを見た瞬間に悔しさを滲ませた。しかし試合後は暖かく祝福する場面がファンの心を打った。波乱万丈の展開となった賞レースの一方試合も波乱万丈。先発投手はテスト生の香坂。球団側が猛アピールで口説きにかかっている「スタミナのある」投手。エース山田を彷彿とさせるが副業との兼ね合いで出場機会が微妙として二の足を踏んでいる。しかし今回も試合は全力。コントロールの良さを武器に取られたら抑える粘りの投球を魅せた。対する打者陣も奮起。特に目を惹いたのは二見と小林。特に二見はヒット1本ながらも全打席出塁の「もっている」神がかった何かを感じる。関東も梅雨入りし、試合直後に10分の中断を余儀なくされる大雨かと思ったら終盤は快晴となった試合は、結局引き分けで終わった。