HOME > れいばんサンのひとりごと > 2019年11月3日号
れいばんサンのひとりごと
■ 小さな一歩を積み重ねよう
今年は比較的、天候に悩まされる機会は少なかった。

比較的と書いたのは、全くではないことを示唆している。つまり、休止はあった。

開幕早々のダブルヘッダーは雨で流れた。3月は予定された4試合のうち3試合ができず、1試合のみとなった。

6月も一度中止がある。7月に至っては2週連続で試合ができなかった。

ただ言えることがある。これらは1年を通じて織り込み済みの中止であることだ。

春先は雨が多い。特に開幕を目論む3月初頭は、往々にして春雨による中止を余儀なくされる。

6月7月の雨は言うまでもない。

ただつまり、それのみである。ありがたいことに、今季はあまり天候に悩まされなかったのだ。

しかし、日本中は風雨に様々な被害を受けた。関東はもちろん、信州や東北にも脅威を曝け出した。

被災した人たちには、本当に心から少しでも早い復旧復興を祈念したい。

我々がここ数年お世話になっている合宿地も被災した。幸いにも我々が訪れる時は快晴となった。

かの地で今年も訓練ができたことに感謝の念が耐えない。

急遽願い出た我々にグラウンドを無条件で貸してくれた宿泊施設の主人や皆様にも本当に感謝します。

来年も訪れる機会を得た際には、明るく十分に飛び回れる自分たちでいられることを、勝手ながら恩返しと思いたい。

練習ができること、野球ができる喜びを噛み締めながら。

2019年は、あまり日本で注目されていない競技が、文字通り俄的に大人気となった。

来年は更に大きな大会が開催されるが、我々は我々のできることで、1つ1つを積み重ねよう。